ご購入前のQ&A
火災の危険性は?本当に大丈夫?
Question 1
Answer
燃焼中において薪ストーブが火災を起こす可能性は不注意による原因を除いては、火災を起こす事は殆どありません。
薪ストーブは、実際に火を焚きますが完全に密閉された炉の中で燃えている為、扉さえ閉まっていれば火が炉の外へ出てくる事はありませんので、ご安心ください。
また、火災の危険性は薪ストーブそのものより、メンテナンスが不十分なことによる煙道内火災や、施工の問題によって起こる、低温発火が原因です。詳細は以下リンクをご確認ください。
『業者は正しい知識を持って施工する』
『ユーザー様への正しい取扱いの指導』
をもとに使用することで本当に幸せで贅沢な揺らぎのある、薪ストーブライフをお過ごし頂けます。
Question 2
薪ストーブは貴重な森林の材木エネルギーが頼りですが、 自然破壊に繋がりませんか?
Answer
カーボンニュートラルという考え方があります。
木材を燃やすとCO2は発生しますが、木は成長の過程で光合成によりCO2を吸収しています。
これを、一つのサイクルにしてみると下記の図の様になり、全体で見るとCO2は増加しないと見なされている考え方です。
確かに、木を切り薪にすることを自然破壊であるように思い、罪悪感をお持ちになる方もいらっしゃると思います。
しかし、薪ストーブの燃料となる薪は、
森林の管理プロセスで生じる木の利用なのです。
大きくなった老木は、CO2を殆ど吸収しなくなります。
そして、また苗木を育てていくことにより自然の歯車が廻って行きます。
自然を破壊しCO2を排出しているのではなく、
『一時の間、木をお借りしている』だけなんですね。
出典:林野庁ホームページ
Question 3
薪代は月にどれくらいの金額?
自分で手に入らない場合はどうすればいい?
Answer
お使いになる薪ストーブや使い方によって薪の消費量は変わってくる為、購入の際の金額は一概にはお答え出来ませんが、ご参考としてお答えすると・・・
1束(約 5〜6kg)× 4束( 1日あたり)=4束(約20kg)
20 kg × 30日= 600 kg
1㎥=約 500 kgとし、利用期間 11月〜 3月頃までとした場合。
600 kg× 5ヶ月= 3000 kg(3t)
になることから、必要量=約5㎥〜となります。
薪の金額は、販売者により誤差がありますが、平均13,000円〜15,000円/㎥ ほどです。
1束 約500円といったところです。
薪集めポイント
薪は、購入すると高額になる為、皆様ドライブついでなどを利用して間伐材などを見かけては声を掛けてもらってくるなどしている方が殆どです。
また、周りの友人や知人に顔を合わせるたびに『薪がほしい』とアナウンスしておくと、逆に声を掛けてもらえたりもします。
Question 4
近隣に家がある場合、煙の心配があるので、薪ストーブを断念するべき?
Answer
再度、ご近所周りを確認してみましょう。
立地の条件や方位によっては施工可能ですが薪ストーブのメーカーや種類選びが重要です。
また、ご自身や業者との相談で施工可能と判断した場合でも近隣の方々へ一言相談可能であれば、ご相談されておくと良いでしょう。
Question 5
ホームセンターで、とても安価な薪ストーブを見つけました。取り付けてもらえるか?
Answer
基本的に、他社様でご購入された商品に対して「取り付け工事のみ」のご依頼はお引き受け致しておりません。
単純に、製品上の「品質」や「安全」の保障ができないからです。
だからと言って、ホームセンターの薪ストーブが悪いと言うわけではありません。
ホームセンターで購入した薪ストーブを満足して使っているユーザー様もいらっしゃいます。
どの薪ストーブもお客様が『安全』かつ『満足』してご使用されていることが
大切であり、それがその方にとっての薪ストーブなのだと思います。
ただ、アメリカやヨーロッパの薪ストーブはただの鉄の箱ではなく、
「どの様に熱を効率良く伝えるか」
「いかに排煙をクリーンにするか」
など今まで培われてきた技術と歴史の鉄の箱であり、伝統の塊です。
熱効率や排煙、また洗礼されたデザインなど鋳物の質も違います。
たしかに、ダッチウエスト・ヨツール・モルソーといった有名なメーカーの物は決して安くはありません。
しかし、価格が違う様に薪ストーブは全く違う物だと言う事はご理解ください。
長年培われて来た伝統と共に代々と受け継いで行ける薪ストーブです。