ご購入後のQ&A
Question 1
メンテナンスしてもらったばかりだが、薪がなかなか燃えにくい。どこか他の部分のメンテナンスが必要?
Answer
メンテナンスの内容にもよりますが 、まず薪の状態の確認をしてみましょう。
せっかくメンテナンスをしてもらっても燃料となる薪の含水率(薪が含んでいる水分量)が多ければ、薪が燃える時と同時に水分も蒸発する為、燃えにくい場合があります。
また、うまく着火出来ても中々温度が上がってこないといったこともあります。上記で改善が見られない場合は、薪ストーブ本体・煙突を見てみる必要がある為一度、ご相談ください。
Question 2
メンテナンスって、煙突掃除だけではダメですか?
Answer
煙突だけではなく、薪ストーブ本体のメンテナンスも必要です。メーカーや機種により本体構造の違いがあります。
その中でも構造が複雑になっている物ほど点検が必要です。
早期の段階で発見出来ていれば、対応可能だった物も点検を怠ったばっかりに大きな出費へ繋がる場合もあります。
一例としてですが、ダンパー付きのストーブの場合灰や煤が稼働部分に詰まってしまい、隙間が出来て排煙漏れを起こし過剰燃焼を続けた結果ストーブ本体を壊してしまったなどです。これは、ダンパーの正しい使い方が出来ていなっかったことも原因ですがどちらも最低限のメンテナンス(本体、特に煙突!)は必要です。
Question 3
煙が逆流して来ます。
Answer
薪の状態を確認しましょう。湿っていませんか?(含水率が多くないですか?)
薪ストーブ本体・煙突が完全に冷えきっていませんか?その状態でいつもより外部の気温が低く風が強い場合などは、ドラフト(上昇気流)が起きにくい場合があり外部の気圧に負けて煙が戻ってくる場合があります。
その場合は一度焚き付ける前に、新聞紙など「ぱっ」っと燃えやすいものを少し燃やしながら細かい枝(焚き付け用の木)を多めに入れて同時に着火してあげると旨くドラフトが起きます。
上記で改善が見られない場合は煙突の詰まりが疑えますが、状況により対応は異なる為、一度ご連絡を頂けると適切なご返答が出来ます。
Question 4
ガラス部分が曇ってしまっています。
Answer
薪の状態が湿っていたりするとタールや煤が付きやすい場合があります。
また、メンテナンス(お手入れ)の際に研磨材の入ったやスチールたわし等でガラスを拭き取るとガラスに細かい傷が入ってしまい、そこへ煤が付着しやすくなります。
結果として、何度拭き取っても最初は奇麗な状態でもまたすぐに煤が付着してしまうことになります。
また、他にもエアカーテン等のトラブルの場合もある為一度、ご相談下さい。
Question 5
薪がすぐに燃えてしまい、薪の減りが早いような気がする。
Answer
薪ストーブ本体のガスケットのヘタリ等で二次空気を吸い込んでいる、
もしくはダンパー付きのストーブであった場合はダンパー稼働部分の不具合により
「二次燃焼」、「三次燃焼」〜と、せずにただ単に勢いよく燃えてしまっている可能性があります。
本体温度の上昇はどうですか?上がり過ぎになりがちではないですか?
もし、「何年もガスケット等交換した事がない」などございましたら、点検が必要です。
ガスケットは弾力性がなく固くなっていたりしていた場合は要交換です。
高温のまま使用し続けると、本体を痛めてしまうばかりか煙突の本体取り付け口(口元)が真っ赤になるほどの高温になり火災の原因にも繋がります。